読書ってそんなに大事か?

http://anond.hatelabo.jp/touch/20130529131215

「正直言って、〜を見下している」シリーズを読んで


この方は、読書することの大切さを説明している

要旨は、こうだ

学ぶために必要なことの三つは、旅に出ること、人と話すこと、そして本を読むこと、だそうだ

世の中色々な考え方があることに触れ、自分とは違うものの許容量を増やしていくこと

それが、学ぶことになり、この方にとって目指すべき人間像である、ということみたいだ


だけど、私はそうは思わない

読書は、そこまで重要ではない

上に上げた3つの中で言えば、一番話す大事なのは「人の話を聞くこと」もとい、人と「話す」ことだと思う

読書は、一方通行だ

文字を追い、そこに書かれてあることを咀嚼し、理解し、自分の知識体系の一つに位置付ける

そこには、他者の入る余地がない。全部、自分の中での出来事


この方の言う、「ものの見方を広める」のに大切なのは、他者とのコミュニケーションの中で、誤解したり誤解されたり、やりすぎたりやらなすぎたりして、実践の中で人間とはこういうものだと体感していくことではないのかなあ。

読書は、自分の考えを研ぎ澄ますにはいいと思うけど、ともすれば独り善がりになっちゃう可能性もあると思う。


※ここまで書いて思ったのが、選ぶ本にもよるということ。

自分の読める範囲の本、理解できる範囲の本、興味のある本だけに手を出していると、考えが偏ってしまうと思う。

他者に対する想像力は広がらないのではないかしら。


また、その人に今欠けているものが何なのかによって、読書が必要な人もいれば、会話が必要な人もいれば、何もしないことが必要な人もいるであろうと思った。

自分の場合でいくと、今私は人と会話することが必要なので、読書で自分を固める必要はない。